小さな家庭問題研究所SFPL

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小さな家庭問題研究所SFPL

Small Family Problem Laboratory)


こんなもやもやありますか

  • こんなもやもやありますか
  • こんなもやもやありますか
  • こんなもやもやありますか
  • 親子や夫婦やパートナー、同僚など、身近な人と仲良くやりたいのになぜかうまくいかない
  • 離婚しようか迷っている
  • 友達や親に相談したけれど、しっくりこない
  • 家事調停を申し込もうか迷っている
  • 弁護士に相談しようか迷っている
  • いま家事調停をしているが、話を聴いてもらえている感じがしない

小さな家庭問題研究所SFPLができること

小さな家庭問題研究所SFPLができること                      

家庭裁判所の調停を利用しようかどうか迷っている方へ

  • 調停がどのようなものか、弁護士とどのよう付き合ったらよいかなどについて参考になるお話をすることで、家庭裁判所の調停が、あなたにとってより満足できるものになるようにお手伝いします。
  • 家族についての困りごとや家族の様子についてお話をうかがい、家庭裁判所の調停、あるいは裁判などが役立つかどうか、他の対応があるかどうかについて一緒に考えます。

既に、家庭裁判所の調停を利用されている方へ

  • もし、調停の中で、伝えたいことが調停委員会や調査官にうまく伝わっていないなど、調停の進み方に心配があるようでしたら、事情をお聞きして、心配を和らげる方法について一緒に考えます。
  • もし、弁護士との付き合い方に悩んでいるようでしたら、事情をお聞きして、より納得が得られる方策について一緒に考えます。

小さな家庭問題研究所SFPLで、これまでと違う新しい語り方(リフレクティング・トーク)をしてみませんか

リフレクティング・トーク

私たちは、相談者の方のお話をうかがう際、カウンセラー2名でリフレクティング・トークをします。

リフレクティング・トークは、話を聞いてトラブルの原因を探ったり、アドバイスをする場ではありません。自分の話した後に、話を聞いた人が、あなたの話をどのように受け止めたのかを聞く経験の中で、はじめに自分が考えていたことについてゆっくりと考えなおす時間です。

どうしていいか分からないと思っていたのに、いつの間にか物事が整理されてきたり、迷っていたことに決心がつくことがあります。

小さな家庭問題研究所SFPLについて1

夫婦がうまくいかない、親子のことで悩んでいる、離婚しようか迷っている等、家族について困ったとき、弁護士に相談したり、家庭裁判所の調停を利用してみようと思われる方は沢山いらっしゃると思います。

でも、弁護士に相談したり、家庭裁判所の調停を申し込むのは、少しハードルが高くないでしょうか。お金が沢山かかるのではないだろうか、上から目線で難しいことを言われるのではないだろうか等、そう思うのは自然なことだと思います。

今では、弁護士も初回の相談は無料で受けてくれる人が珍しくないですし、弁護士も裁判所の人も、昔のようにあからさまに難しいことは言わなくなりました。

それでも、弁護士に相談に行ったり、家庭裁判所の調停を利用する前に、知っておいていただきたいことがあります。

家庭裁判所も弁護士も、なにより結論を決めることを目指しているということです。
例えば、夫婦の問題であれば、離婚するのかしないのか、離婚する場合は親権者を誰にするのか、どちらがお金を払うか等です。それらを一方の権利と他方の義務に振り分けて、話が決まったら、そこでおしまいです。極端に言えば、限られた調停の時間の中で、家庭裁判所や弁護士が、物事を決めるために必要だと思っていることしか尋ねられませんし、話す機会がありません。

私は、それでいいのだろうかと疑問を持ちました。
例えば、離婚するつもりで調停を利用したものの、子どものことや経済的な事情でどうしようかと迷うことは自然なことだと思います。それどころか、問題が大きくなるまでは相手との温かい思い出があったり、結婚生活の中で子どもに対する相手の思いやりを感じたことなど、離婚した後も大切にしておきたいと思っていることもあるでしょう。調停では、そうした話に大きな関心が向けられることはありません。論理的に結論を決める上での参考として扱われることが多いでしょう。

もし、離婚する選択をすることになったとしても、結論を決めるために必要なこと(大抵は、相手への不満や相手の問題点の指摘)ばかりが取り上げられて離婚になった場合と、離婚した後も大切にしたいことを自分がはっきり分かっている場合では、離婚後の相手との関わり方や子育てを続けていく上での安心感が違ったものになるのではないでしょうか。

今は仲違いしているように見えても、相手との間に、決め切らずに様々な理解ができる可能性を保っておくことは、大切なことだと思います。
それぞれの家族のあり方は、裁判所や弁護士のような専門的な人たちの関心によって狭められるべきではないと思います。

注意していただきたい点

相談方法

  1. 1 相談は、Zoomを利用したオンライン会議で行います。

  2. 2 ホームページのリンクから、電子メールで申し込んでください。
    電子メールには、相談の時に使用したい名前(本名でなくとも結構です。)、家事調停中かどうか、相談希望日と時間帯を3つ、連絡用の電話番号を記載してください。

  3. 3 小さな家庭問題研究所SFPL(小池)から、日程調整のための電子メールを差し上げますので、電子メールで初回のオンライン会議を決めます。

  4. 4 初回のオンライン会議は、テスト通話も兼ねて、小池が単独で相談内容の簡単な聞き取りを行い、併せてリフレクティング・トークについて説明させていただきます。初回の相談料は無料です。Zoomのトラブルに備えて、お手元に電話機をご用意ください。

    その上で、2回目の相談に進むかどうか、リフレクティング・トークを実施するかどうかについてご希望を確認いたします。

  5. 5 2回目以降は、本格的な相談になります。時間は90分が目途で、1回5000円(振込手数料込み)です。相談日の3日前までに振込みをお願いします。

    リフレクティング・トークを希望された方については、リフレクティング・トーク方式で行います。

お申し込み先 info@sfpl.online

小さな家庭問題研究所SFPLについて2

私は、30年以上家庭裁判所調査官として働いてきましたが、併せてナラティヴ・セラピーと出会い、仕事の中で生かせないものかと考え続けてきました。なぜなら、ナラティヴ・セラピーならば、もともとは親密だった人たちがお互いに傷つけ合うことを防げると思ったからです。

家庭裁判所は未成年者の犯罪にかかわる少年事件と離婚等の家族の問題にかかわる家事事件を扱っていますが、この間の時代や法律の変化に伴って仕事のやり方や職場の雰囲気も大きく変わってきました。家族のもめごとに弁護士が関わることも増えました。

そうした仕事上の変化と私の関心が重なり合ったところで、とても気になるようになったことがありました。

調停の時間は限られていますが、その中で調停委員や調査官が当事者の方から話を聞く際、聞く内容やポイントが、裁判所の知りたいことが中心になって、当事者の方が話したいことや伝えたいこととズレが生じているかもしれないと思うようになりました。

また、調停に弁護士が関わることも増える中で、話の中身が、依頼者の考えではなく弁護士の主張ではないのかと感じるような経験もありました。

調停を利用している方にすれば、裁判官や弁護士は法律の専門家で、調査官や調停委員も裁判所に所属している専門家でしょうから、それらの人たちとの間には、上下関係や遠慮があるだろうと思います。すると、調停という場では、裁判官はもちろん、調停委員や調査官、あるいは弁護士といった法律や制度になじんでいる人の影響力が大きくなっているのではないでしょうか。

裁判所の知りたいことを中心に確認されただけでは、当事者の方は話をきちんと聞いてくれたと感じられないと思いますし、結論が決まって調停が終わっても、調停の相手となっている人に対する理解や気持ちは変わらず、生活する上での実際の問題は残ったままになるのではないかと思います。

一方で、調停の進め方に関する心配や不満を言葉で十分に表すことはなかなか難しいですし、一歩間違えば、調停の進行に協力しないとして裁判所からの印象が悪くなってしまいます。

私は、当事者の方が納得でき、裁判所も当事者の方への悪感情を抱くことなく、調停が進むことが望ましいと思っています。そのために、公認心理師資格も取りました。しかしながら、最初に書いたように、仕事のやり方が変わってきたので、危惧を抱いたとしても私ができることは限られていました。

今回、裁判所を離れるに当たって、ナラティヴ・セラピーを勉強した経験を踏まえて、裁判所の事情を踏まえながらも当事者の方がより納得できるような調停になるよう、お手伝いができないものかと考えました。

もし、これから調停を利用しようと考えているけれども、どのようなものなのか分からず不安がある方や夫婦等の家族の問題で悩んでいて調停を利用しようかどうか迷っている方がいるのであれば、お話をうかがって、その悩みを色々な角度から一緒に考えたり、どのような形で調停に持っていくことができるのか、準備のお手伝いをさせていただきたいと思います。

また、すでに調停を続けているものの、伝えたいことが裁判所や調停の相手に伝わっていないと感じて悩んでいる方がいるようであれば、調停の様子をうかがって、どのように調停で話したり、書類を作成することで、伝えたいことが伝わるようになるのかについて一緒に考え、お手伝いをさせていただきたいと考えました。

そうしたお手伝いをするに当たって、私が一人でやるのではなく、アメリカの大学でソーシャルワークを学び、日本では、臨床心理士と公認心理師の資格を持つカウンセラーとして、学校、企業、病院等での幅広い経験をお持ちの平栗さんの力を借りることで、より一層お役に立てるものと思っています。

平栗さんとは、ナラティヴ・アプローチやリフレクティングについて一緒に勉強してきた仲間で、日本家族療法学会において、合同で発表したこともあります。

変な言い方になりますが、いま、調停を利用されている方がその調停に満足感や納得感を得られているのであれば、私の出番はないと思っていますし、そうであってほしいと願ってもいます。ただ、この文章をお読みいただいて、一度相談してみようかを思った方は、ぜひ、ご連絡いただければと思います。

「小さな家庭問題研究所」というネーミングは、私が小学校に入る前に何度も読み返した有名な絵本「ちいさいおうち」から付けました。 「研究所」という名前は、私たちが、相談者の方について研究するのではなく、私たちと相談者の方が一緒になって、その問題について研究する姿勢を持つために付けました。「べてるの家」で始められた当事者研究からお借りしたものです。

カウンセラー

小池 武:小さな家庭問題研究所SFPL、公認心理師

平栗 富美子:Office Becoming、臨床心理士、公認心理師

リフレクティング・トークについて

ノルウェーの精神科医トム・アンデルセンの提唱した話の進め方です。

リフレクティング・トークの良いところ、相談者の方が話すときには、話すことに集中していただけることです。1対1で相談を行う場合、相談者の方は、自分が何を話すか考えることと、カウンセラーからのアドバイスなどについて聞き逃さないように集中して聞くことを一緒にやらなければなりません。それは緊張して大変なことです。

しかし、リフレクティング・トークでは、相談者の方がお話をなさっている間にはアドバイスなどは行いませんので、話すことに集中していただけます。

話し終わった後は、相談者の方が話されたことについて、2人のカウンセラーで話をするので、相談者の方は、二人の話を聞きながら、その前に自分が話しことを思い出しつつ、ゆっくり考えることができます。詳しく知りたい方は、「矯正職員のためのリフレクティング・プロセス」矢原隆行著など、いくつかの書籍が出ていますので、お読みください。
ここでは、小さな家庭問題研究所SFPLでのやり方について説明します。

  1. 1 相談者の方と私と平栗さんがZoomの会議に参加します。

  2. 2 まずは、私が相談者の方のお話をうかがいます。その間、平栗さんは画面を消して、2人の話を聞きます。

    相談者の方のお話をうかがいます
  3. 3 次に、相談者の方に画面を消していただき、私と平栗さんとの話を聞いていただきます。私と平栗さんとで話す内容は、話を聞いていた平栗さんがどんなことを感じたか、相談者の方に、もう少し詳しく聞いてみたい話があったか、私が相談者の方のお話を聞きながらどんなことを感じたかなどです。

    私と平栗さんとの話を聞く
  4. 4 その次に、私と相談者の方とで、平栗さんとの話を聞いて、相談者の方がどんなことを感じたか、私や平栗さんに対して質問したくなったことはないかなどについて話します。

    相談者の方のお話をうかがいます
  5. 5 話がひと段落するまで、小池が、話す相手を変えながら、3と4を繰り返します。

  6. 6 小池と平栗さんとの話を相談者の方に聞いていただく間には、相談者の方がお話になったことの中で大切だと思われることについて、話の中で取り上げるので、相談者の方に聞いていただきながら、先に話したことについても落ち着いて考えていただくことができます。

    相談者の方は、ご自身が話したことについて私たちが話すことを聞くことで、新しい気づきがあったり、忘れていたことを思い出すなど、ご自身の考えを深めるきっかけになるのでないでしょうか。

    もちろん、話すタイミングと聞くタイミングが分かれているので、後で話しそびれたことや尋ねそびれたことに気づいた時には、次に話すタイミングでお話いただいて構いません。

ナラティヴ・セラピーについて

ナラティヴ・セラピーとは、オーストラリアのケースワーカーだったマイケル・ホワイトとニュージーランドの文化人類学者であるデヴィット・エプストンが形づくったカウンセリングのやり方です。

悩んでいるときには、つらい経験ばかりが思い起こされて、それらがつなぎ合わさることで、人生は悪いことばかりの物語に見えてくることはないでしょうか。すると、ますます自分の悪いところや問題に目が向いて、それらが原因で物事が悪くなるように思えて、悩みから抜け出すのは不可能に思えてしまいます。

ところが、ナラティヴ・セラピーでは、「人が問題ではない。問題が問題なのである。」という見方で話を聞くことに重きを置いています。各種検査によって性格を分析して対応方法を指示したり、誰に問題の責任があるかを追求したり、問題の原因を探って対処法を示すことはしません。

何が問題だとみなされるかについては、その時代や地域などによって異なっていることを認め、その時代や地域で正しいことや望ましいと思われていることと、その人が望んでいることやよいと思っていることに違いがあることから、周りから問題だと見られたり、その人にとっての悩みが生じていることに注意を払います。

人が育っていく過程では、親、友人、先生、同僚など、様々な人とのかかわりの中に、自分では気づいていなかったような、悩みに負けなかった強さやたくましさが含まれているものです。それらを一緒に探し出すことで、辛い経験ばかりをつなぎ合わせて作られた自分についての物語を変え、今の状態から離れることができると考えています。

より詳しく知りたい方は、「ナラティヴ・セラピーって何?」アリス・モーガン著、「ナラティヴ・セラピーの会話術」国重浩一著等多数の書籍がありますので、お読みください。